意外な体脂肪率

意外な体脂肪率の人は、けっこう多いものなんですね。

肥満の代表というと、つい、

関取の大きなからだを

思い浮かべてしまいますが、

おすもうさんの大半は

正常から やや肥満ぎみ

ぐらいの健康体の範囲内で、

なんと体脂肪率が10%台

なかばの人も多いようです。


逆に、外見は「やせ型」の人でも、内臓にたっぷりの

脂肪が蓄積している隠れ肥満の場合があり、

見ためでは 判断できないということでしょう。

ちなみに女性の平均体脂肪率は、20%から30%で、

スーパーモデルの平均値は、13.8%なんだそうです。

若い女性の中には、このスーパーモデル並みの

体脂肪率を目指している人もいるようですが、

トレーニングを積んでいない一般人には、これは

無理があり、いきすぎといえるでしょう。

器具を使わずに肥満度を判定する

器具を使わずに、簡単に肥満度を判定することが

できる方法として、 BMI法が普及しています。

BMIとは、「ボディ・マス・インデックス」のことで、

体重と身長のバランスと、病気になりやすさとの

関係を 統計的に分析してつくられたものです。

BMI値の出し方は簡単で、体重を身長の2乗で

割ります。同じことですが、体重を2回身長で

割ったほうがやりやすいかもしれませんね。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)


ふつう、BMIが 25以上になると肥満傾向である

といわれていますが、がっちりとした筋肉質のスポーツ

選手などは、この限りではないようです。

健康でもっとも病気にかかりにくいといわれるのが、

BMI値21~22前後です。18.5をきると痩せすぎと

いうことになり、健康上かなり問題がでてくるようです。

ダイエットのしすぎも要注意ということでしょう。